最近、アメリカのトランプ大統領がWHOを脱退する発表して話題となっています!
【速報】トランプ米大統領、WHO脱退を発表https://t.co/tZbaD8xmrN
中国政府の影響力が強いとしてWHOからの脱退を発表。資金拠出は停止させるものの、別の方法で感染症対策への予算の支出は続けるとしている。 pic.twitter.com/BuuylAxnMs
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 29, 2020
WHOは中国政府の影響が強く、中国政府が感染発生を隠蔽したことにより世界的に感染拡大を招いたため、トランプは脱退を決意したみたいですが、WHOから脱退するとたくさんのデメリットがあります!
また、同時にメリットもあることも事実です。
そこで本日は「WHOを脱退することでどんなデメリットがあるのか?」「メリットはあるのか?」について調べてきました!
最後までご覧いただけましたら幸いです。
WHOを脱退することでメリットとデメリット
始めにお伝えするとWHOを脱退することによる国の影響は不透明です。
アメリカはWHOを脱退することを表明していますが、アメリカがWHO脱退することで与える影響は現在のところ分りません。
ですが、WHO脱退でメリット・デメリットがそれぞれありますので、ご紹介していきます。
WHOを脱退するメリット
WHOを脱退することによるメリットは一つしかありません。
・拠出金を払わないで済む
⇒それぞれの国がWHOに対し、拠出金という形でお金を出し合っています。
下記写真の通り国別でお金を出し合っています。
引用:アゴラ
ランキングでいうとアメリカの出資は一番と言えます。
アメリカ:678.6(百万ドル)
中国:336.8(百万ドル)
日本:240.2(百万ドル)
アメリカは一年で6億ドル以上ものお金をWHOに出資しています。
日本でも一年で2億ドル以上お金を払っています。
WHOを脱退すると上記のお金を払う必要がないので、相当の予算が浮きます。
WHOを脱退するデメリット
WHOを脱退することによるデメリットは3つほどあります。
・感染症が世界に拡散する可能性がある
⇒WHOは元々1国で解決できない病気やウイルス感染などをいろいろな国が出資し合ってできた組織なので、1つの国が抜けると、その分の資金もなくなるので、感染症が世界に拡散する可能性はあります。
・世界で流行の病気などの情報が入らない
⇒WHOが保有している世界の健康・病気事情は共有されないため情報が入ってこない
・新薬の開発が遅くなる
⇒世界の各国が協力し合って新薬の開発をしているのですが、WHO脱退により、自国で新薬開発をしなければならない。
以上のデメリットがありますが、自国で病気やウイルス感染など解決できる資金力・技術力があれば脱退しても影響はないのでは?と言われております。
まとめ
本日はWHOを脱退することによるメリット・デメリットを書いてきました!
デメリットは多くあるものの、メリットである拠出金を払わなくて済みますので、自国で解決できる資金力・技術力があるなら脱退することでデメリットや影響はあまりないと思われます。
また、今回のコ■ナの世界感染拡大が防げなかったWHOに所属している意味はないというアメリカのように、他国でもWHOを脱退する国は出てくるかもしれません。
ただ、WHO脱退はすぐにはできず、1年ほどかかると言われているので、今後のアメリカの行動にも注目です!
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