イージスアショアが配備計画停止により国民の注目度が挙がっています。
イージスアショアについて調べていると、ブースターという言葉をよく目にします。
調べたところ、ブースターがイージスアショアの配備計画停止と関係があることが分かりました!
そこで本日は「イージスアショアのブースターとは?」「ブースターの落下場所」について調査してきました。
最後までご覧いただけましたら幸いです!
イージスアショアのブースターとは?
まずイージスアショアとは、北朝鮮や中国のミサイルを打ち落とす迎撃ミサイルシステムの事で、イージスアショア自体がミサイルというわけではありません。
イージスアショアで運用されるミサイルはSM-3迎撃ミサイルを使われるのですが、三段構造となっています。
第一段はブースター。第二弾はロケットモーター。第三弾もロケットモーターの三段構造です。
ミサイルを打ち落とす迎撃ミサイルはロケットブースターだけではスピード負けしてたり、燃料不足で届かずミサイルを打ち落とすことができません。
ですが迎撃ミサイルにブースターを付けることにより、飛んでいるミサイルのスピードを上回り打ち落とすことができます。
ブースターについて分かりやすいイメージが以下の画像になります。
引用:秋田魁新報
ブースターは役目を終えた後には落下するのですが、このブースター落下が問題となっております。
イージスアショアのブースター落下問題とは?
迎撃ミサイルに付属しているブースターは役目を終えたら落下するのですが、そのブースターが落下がどこになるのか?本当に国民が安全な場所に落ちてくるのか?が地域住民が懸念しております。
そしてブースターは約700キログラムもあり、落下時は推進剤を使い切って約250キログラムもあります。
250キログラムの鉄の塊が空から落ちてきたことを想像すると怖くて夜も眠れないですね。
そんなブースター落下問題がイージスアショアの配備計画停止した理由の一つと言われています。
イージスアショアのブースターの落下場所
ではイージスアショアで使われるSM-3迎撃ミサイルのブースターの落下場所はどこなのか?
落下場所について探っていきます!
山口県の演習場の場合
山口県の場合、SM-3迎撃ミサイルの発射場内に落とすと言われていました。
ちなみに山口県のSM-3迎撃ミサイルの発射場は陸上自衛隊むつみ演習場に設置予定で、睦演習場は非常に広く、直径800メートルの円があるような演習場です。
防衛省もむつみ演習場にブースターを落とすと公表していました。
秋田県の演習場の場合
秋田県の演習場の場合は、ブースターを落とす場所については発表されていませんでした。
秋田県にイージスアショアを配備する予定だった新屋演習場はむつみ演習場とは違い敷地が広くない代わりに海が近いので、海に落とされるのではないかと予測されています。
同様の説明は秋田県秋田市には行われていないようで、海まで1kmと近い秋田市のイージスアショア配備予定地の新屋演習場と、海まで最短でも10kmはある山口県むつみ演習場では運用方法が異なる可能性があり、秋田配備のイージスアショアではブースターを海に落とす予定なのかもしれません。
引用:YHOO!ニュース
まとめ
本日はイージスアショアの迎撃ミサイルで使われるブースターについてや落下場所についてもご紹介してきました!
今はイージスアショアの配備候補地だった山口県と秋田県ではなくなりましたが、調査段階でブースターの落下位置も発表されていなかったり、風や天候などで落下場所が変わる不安もありでイージスアショアの配備計画には結構穴があったと思えます。
ですがイージスアショアが配備されないと日本の影響もあります。
↓イージスショア配備計画停止による日本の影響は下記記事を作成しています↓
イージスアショアの配備計画停止による日本影響がやばい?メリット・デメリットを調査
これからもイージスアショアの計画について、動向を探っていきます!
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